導入事例

消費者が実際にたどる購買ジャーニーを見る。

OmniROI の調査は、消費者が実際に行ったことを土台にしています。以下のジャーニー調査では、ブランドチームがプラットフォームごとのレポートに代えて、同じ消費者の完全なジャーニーを手にするまでを紹介します。

本事例は実際に納品した調査に基づいています。お客様と参加者のプライバシー保護のため、顧客名は記載せず、すべての数値は匿名化・集計のうえ、範囲または概数で表記しています。

ベビー・マタニティ用品カテゴリー · マルチプラットフォーム EC

ベビー・マタニティ用品カテゴリーの購買ジャーニー

ある国際的なベビー・マタニティ用品ブランドは、複数の主要 EC プラットフォームで同時に広告と販売を行っていました。各プラットフォームはそれぞれのダッシュボードを提供しますが、全体を通して見える記録はありませんでした。OmniROI は実際の買い物客のジャーニーを最後までたどり、これまで答えられなかった三つの問いに答えました。

ブランドチームが知りたかった三つのこと

  1. 1 消費者はいくつのプラットフォームを閲覧しているのか。何を見ているのか。
  2. 2 店舗内プロモーションの費用は小さくありません。どの掲載位置が実際に消費者の画面に表示されたのか。
  3. 3 レポートの注文数と客単価は、一件ずつの照合に耐えられるのか。

調査で分かったこと

三つの発見は、いずれも消費者が実際に見たもの・行ったことまでさかのぼって確認できます。

01

注文までの経路が初めて可視化された

プラットフォームへの流入から注文完了まで、一歩一歩の経路を再現しました。閲覧は一つのプラットフォームの中にとどまりません。店内行動のある参加者の約 7 割が、調査期間中に両方のプラットフォームで閲覧していました。旗艦店は孤立していません。比較の場面の受け止めは店舗内運用の重点に値します。

02

130 超の掲載位置を一つずつ確認、上位とロングテールが一目瞭然

130 を超える店舗内掲載位置を一つずつ確認し、検出できたものとできなかったものをそのまま記載しました。十数個の上位位置は参加者の 8 割以上の画面に表示され、最もリーチの高い位置は 9 割を超えました。参加者の 9 割近くの画面には、3 つの中核位置がすべて表示されていました。一方、約 1 割の位置はリーチが 5% 以下で、費用を見直す価値があります。

03

注文を一件ずつ照合し、客単価が説明できるようになった

注文記録と行動データは同じ参加者から得られており、一件ずつ突き合わせられます。同じ注文の画面キャプチャが複数あっても 1 件として数え、成約状態が表示された注文だけを成約に計上しました。最終的に 200 件超の確認済み注文が分析に入り、各段階の件数は表ごとに照合できます。確認済み注文の約 1 割には他カテゴリーの商品も含まれていましたが、その多くは客単価の算出に入っておらず、客単価に使った注文はほぼすべて本カテゴリーのみでした。観測数が足りない内訳は、推測値で埋めずにその旨を明記しています。

ジャーニーの結果には本モジュールの指標を使用します。VISTA スコアや因果関係の証明ではありません。

ブランドチームが判断に使えたもの

プラットフォーム予算の配分

同じ買い物客の 2 つのプラットフォームでの閲覧と購買を並べて照合でき、予算の議論が個別のレポートの突き合わせから、同じ買い物客の一つのジャーニーへ変わりました。

店舗内運用の重点化

中核となる掲載位置の一覧と、消費者が比較する場面をどう受け止めるかの改善方針。

段階ごとの集計

注文記録・確認済みの注文・客単価に使った注文を段階ごとに数え、注文全体の客単価とカテゴリー客単価を同じ注文群で並べて示します。

完全版の事例を入手する

完全版には、調査設計、三つの発見の詳細、納品物、推奨する次のステップを収録しています。三つの業務情報をご記入いただければすぐにダウンロードでき、お仕事用メールにも控えをお送りします。